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【ZEPHYR750】メインハーネスリフレッシュ【ゼファー750】

店長

ZEPHYR750

ご覧頂きありがとうございます。
店長です。

旧車として仲間入りし、中古相場も上がっているゼファー750用のメインハーネスをご紹介。
1990年の発売から早いことで30年。
店長の愛車であるゼファー750も1993年式のC3。
安心して乗るためには安定した電装が必須です。
古いオートバイの一番怖いところは電装周り、特に充電のレギュレター、点火のイグニッション、そして全体のメインハーネス。
この辺りは外出先でのトラブルは第一に避けたいところです。

今回はその中でもリプレイスメントメインハーネスをご紹介します。

メインハーネスとは

メインハーネス

そもそもメインハーネスとは
充電・点火・灯火の各系統へ必要十分な電気を送る
部品です。

バイクにはバッテリーが搭載されていますよね?
バッテリーに充電されている電気を使用して点火(イグニッション)や灯火(ライト、ウインカー等)を動作させています。
ただ、バッテリーも使われるばかりだとすぐに充電がなくなってしまうので、エンジンのクランク回転を利用してオルタネーター(発電機)で発生させた電気をレギュレターで整流し、バッテリーに充電させているのです。

この電気の流れの基幹となるのがメインハーネスです。

メインハーネスとは充電・点火・灯火の各系統へ必要十分な電気を送る部品

なぜメインハーネスは交換が必要?

ハーネスはいわば配線の塊です。
バイクを自分で触らないという方でも一度は配線というのは目にしたことはあるでしょう。

配線は経年、使用とともに劣化していきます。
車両の保管状況によっても変わってきますが、一般的に電線の耐用年数は20~30年と定められています。

古い配線は皮膜がカチカチになってしまったり、電線の接続部品(カプラ・コネクタ)が変色していたりします。
こういった状態では電気への抵抗が増えてしまい、本来の必要十分な電気を送ることができなくなってしまいます。

抵抗が増えることによって不必要に熱を持ってしまい、更に劣化を早めてしまうのです。

電線の耐用年数は20~30年

ZEPHYR750用メインハーネス

今回はカワサキのゼファー750初期型用メインハーネスをご紹介。
適合年式は
ZEPHYR750 C1 1991年式
ZEPHYR750 C2 1992年式
ZEPHYR750 C3 1993年式
のいわゆる初期型が適合です。

PMC ZEPHYR750 C1~C3 メインハーネス(ヘッドランプブースター付き)

Z系のリプレイスメント・カスタムパーツで有名な兵庫県のピーエムシーからアップグレードされたメインハーネスが発売されています。

PMCとは、伝説の名車KAWASAKI Z1をはじめとする主にZ系パーツのブランド”PMC”。

PARTS No.140-4011

特徴はヘッドランプブースター付きの配線にアップデートされているところ。
ヘッドライトの電源をリレーを介しバッテリーから直接とることで、ライトが最大に明るく点灯出来ます。

ヘッドランプブースター

もちろんすべての配線はカプラーオン。


DOREMI COLLECTION ゼファー750 初期型メインハーネス

Z系のリプレイスメントパーツ、ゼファーやZ900RSパーツの着せ替えパーツを販売しているドレミコレクションからはリプレイスメントハーネスが販売されています。

ドレミコレクションとはZ900RS・Z1・Z2・Z1000Mk.2・ZEPHYR・H2(SS750)・H1(SS500)・CB1100・CB1100 etc parts。Z系を始め旧車の経験を生かしたリプロパーツの製造と販売。

PARTS No.20150

※部材調達の都合で一部カプラーが異なりますので加工してお使いください。

最後に

今回はゼファー750初期型のメインハーネスのご紹介でした。
中古市場でも人気車種のゼファー。

中古で購入されたユーザー様はまず電装系を見直すことが長く愛車に乗る秘訣です。
縁の下の力持ちであるハーネス。
電気は目に見えないからこそ、年数が経った車両は早めの交換をおすすめします。

最後までご覧頂き有難うございました。

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